概要
SHシリーズの最高傑作とされる建物。
この住宅は建築の工業化、特に量産化の前提となっているMC(モデュラーコーディネーション)を実際の建物に適用した実験住宅。
構造は33型三鉸接ラーメン構造を採用している。 SH-13で構造と空間計画を分離し、空間計画の自由度を獲得したが、相変わらず垂直ブレースの 存在がデ
ザインに影響を与えていた。 SH-13以降、様々な実験を行いブレースを無くそうと試み、 この組立ラーメンという考え方に落ち着いていく。
空間構成は南北軸の棟に居間、食堂、台所、洗濯室、便所、書斎が配置され、東側の翼に寝室、化粧室、浴室・便所、子供室2室。西側の翼に家事室、女中
室、和室があり、既存建物 (蔵)につながっている。内外空間の連続性が強く意図されている計画です。室内床から外部テラス、外部テラスから芝生へとほとんど高低差が無い計画となっている。
写真






























































図面










































































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