概要

 この小住宅は広瀬の自邸で、初めてスチールを構造材として使用した住宅。
この後、 SH-72まで続く SHシリーズの第 1作目となる歴史的な作品。
 鉄、ガラス、レンガ、コンクリートなどの工業製品を使用した建物で、柱、桁、合掌トラス、ブレースをボルト留めした非常にシンプルなピン構造の架構。
各鉄骨フレームも極限的に細く、アングルとチャンネルと丸鋼で構成している。
 空間構成は非常にシンプルな平面形で、居間、寝室、玄関、台所はワンルームをペチカや家具で仕切り、納戸、便所・浴室はコンクリートブロック壁の上部を開放又は FIXガラスとしており、非常に開放的な空間構成としている。

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