概要
実現した最後のSHシリーズ。 SH-20(昭和 33年)の増築で、 SH-20側も増築・改修がおこなわれている。
スペースユニットシステムで柱・梁は全て冷間圧延鋼で構成され、外装に使用されているデッキプレートは剛性の確保だけではなく、垂直荷重も負担してい
ると思われる。
基礎にはPCコンクリートが使用され、そこに基礎土台(溝形鋼)が敷かれ、スペースユニットを載せ、ボルトで固定している。
空間構成は居間、寝室からなり、その他の部屋はSH-20側にある。
SH-72へのアクセスは SH-20の食堂から半外部の様な玉砂利敷きの空間を通る 。
鉄の箱といったイメージの住宅。スペースユニットは外装まで工場で完成させ、現場に運搬している。このように前作(SH-70)より工業化を進化させてい
る。 スペースユニットの柱は角パイプ( 40角)、屋根側の梁は軽溝形鋼(80×40)、床側の梁は軽溝形鋼 100×50)で構成。
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